惑星大気研究会 (WTK) は, 惑星大気科学に関するさまざまな話題を議論する場です. 研究会とビデオ会議システムを用いたオンライン セミナーを行っています.
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惑星大気中には様々なスケールの擾乱が存在する。これらの階層間の 相互作用を推定する一つの方法として、風速や温度のエネルギースペ クトルを調べるという統計的アプローチがある。地球大気では Boer and Shepherd (1983) や Nastrom and Gage (1985) などによって水 平波数スペクトルが調べられ、これをもとに傾圧波によるエネルギー 供給、エネルギーやエンストロフィーのカスケード、ラインズ効果に よるアップワードカスケードの抑制、地形による励起、重力波の寄与 などが論じられてきた。地球以外の惑星でエネルギースペクトルを調 べた例はほとんどないが、Imamura et al. (2007) と Imamura & Kobayashi (2009) により火星大気のスペクトルが調べられている。 それによれば、定常成分は東西波数 2 で極大となり高波数側で急激 に減少、変動成分は波数 1 で極大となり定常成分に比べてスペクト ルの傾きが小さい、低緯度では変動成分は平坦で白色雑音的、メソス ケールで平坦化、といった特徴が見られる。本セミナーではこれらの 結果をもとに地球大気との類似と相違について議論する。金星や木星 の同様の話題も紹介したい。
本セミナーは, 惑星科学研究センター (CPS) セミナーと共催です (セミナー情報).
本講義は, 神戸大学大学院理学研究科開講の集中講義です.
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